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【第1回】小学校で90点なのに、中学校で60点?その理由を知っていますか?

執筆者の写真: leaf-fukui
leaf-fukui
21 時間前
読了時間: 6分


こんにちは。

効率的な学習法で成績アップを目指す福井市の塾、個別ゼミLEAFの飯田です。


今回は、来年4月に中学校へ進学する小学6年生の保護者の方に、ぜひ知っておいていただきたいお話です。


「小学校のテストでは90点くらい取れているから、中学校でも大丈夫だろう」


そう思っていませんか?


実は、小学校で90点以上取れていた子が、中学校に入ってから60点台、場合によってはそれ以下になってしまうこともあります。


もちろん、小学校で90点を取れていることは素晴らしいことです。


ただし、小学校の90点と中学校の90点は、必ずしも同じ学力を意味するわけではありません。


なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?


今回から5回にわたり、中学校で成績が伸び悩む原因と、小学生のうちに身につけておきたい力について、詳しくお伝えします。


① 小学校と中学校では、テストの仕組みが違う


まず知っておいていただきたいのは、小学校と中学校ではテストの性質が大きく異なるということです。


小学校の単元テストは、比較的狭い範囲から出題されることが多く、授業で学習した直後に実施されることもあります。


そのため、授業内容をある程度理解していれば、高得点を取りやすい場合があります。


一方、中学校ではどうでしょうか?


中学校の定期テストでは、数週間から数か月にわたって学習した内容が、まとめて出題されます。


例えば数学なら、


- 正負の数の計算

- 文字を使った式

- 方程式

- 文章題や応用問題


など、複数の内容を組み合わせて出題されることもあります。


つまり、習った直後に解けるだけでは不十分で、時間がたっても自力で解ける力が必要になるのです。


ここが、小学校と中学校の大きな違いです。


② 「授業が分かる」と「テストで解ける」は別物


これは、個別ゼミLEAFが特に大切にしている考え方です。


例えば、算数の授業で先生が問題の解き方を説明したとします。


子どもは説明を聞いて、


「なるほど!分かった!」


と思います。


そして、先生と一緒に問題を解けば、正解できるかもしれません。


しかし、翌日、何も見ずに同じ問題を解かせてみると、手が止まってしまう。


こうしたことは珍しくありません。


なぜでしょうか?


それは、説明を理解することと、自分の力で解くことは違うからです。


スポーツでも同じですよね。


野球のバッティングフォームを動画で見て理解しても、実際にバットを振らなければ打てるようにはなりません。


勉強も同じです。


説明を聞くだけでなく、自分で考え、問題を解き、間違えたところを修正する。


この積み重ねによって、初めて学力が定着していきます。


個別ゼミLEAFでは、この「自分で解く」という過程を非常に重視しています。


③ 小学校の90点にも、実は大きな差がある


ここで、少し考えてみてください。


同じ算数のテストで90点を取ったAさんとBさんがいたとします。


Aさんは、問題を見て自分で考え、ほとんどの問題を解くことができます。


間違えた問題も、解き直せば自分で正解できます。


一方、Bさんは、授業で習った問題や似た問題なら解けますが、少し聞き方を変えられると分からなくなってしまいます。


それでも、学校の単元テストでは2人とも90点を取れる可能性があります。


では、中学校に入ってからはどうでしょうか?


中学校では、学習内容が増え、問題も複雑になります。


習った解き方をそのまま使うだけでなく、どの知識を使えばよいのか、自分で判断する力も求められます。


そのため、同じ90点でも、理解の深さによって中学校での成績に差が生まれる可能性があるのです。


大切なのは、点数だけを見ることではありません。


「その90点は、本当に自分の力で解いて取った90点なのか?」


ここを確認することが重要です。


④ 中学校で伸びる子は、小学生のうちから何が違う?


中学校に入ってから成績を伸ばすために、小学生のうちから身につけておきたいことがあります。


それは、特別に難しい問題を解くことではありません。


まずは、次の3つです。


1.間違えた問題を、そのままにしない


答えを赤ペンで写して終わりでは、できるようになったとは言えません。


解説を確認した後、何も見ずにもう一度解けるか試すことが大切です。


2.分からない問題を、自分で考える習慣をつける


分からないからといって、すぐに答えを見るのではなく、まずは自分で考えてみる。


ただし、長時間悩み続ける必要はありません。


考えても分からないときは、必要な説明を受け、もう一度自分で解くことが重要です。


3.以前習った内容を、定期的に復習する


新しい単元だけを勉強していると、以前習った内容を忘れてしまうことがあります。


特に算数は、前の学年の知識が次の学年につながる科目です。


小学校の内容を確実に身につけておくことが、中学校の数学を理解する土台になります。


⑤ 中学準備は、難しい問題の先取りだけではない


中学進学準備というと、


「中学校の数学を先取りする」


「中学校の英語を早めに勉強する」


というイメージが強いかもしれません。


もちろん、先取り学習にも意味はあります。


しかし、小学校の算数に苦手が残っている状態で中学校の数学を進めても、途中でつまずいてしまう可能性があります。


例えば、


- 分数や小数の計算が不安定

- 割合の意味がよく分かっていない

- 文章題になると式が立てられない

- 単位の変換が苦手


こうした弱点がある場合は、まず小学校の内容を固めることが優先です。


大切なのは、先に進むことではなく、今の学力に合った順番で勉強すること。


個別ゼミLEAFでは、一人ひとりの理解度を確認し、何を優先して学習すべきかを判断します。


必要な基礎を固めながら、自分で問題を解く力を育てていきます。


## まとめ|小学校の90点に安心せず、「解ける力」を確認しよう


小学校のテストで90点を取れていることは、決して悪いことではありません。


むしろ、しっかり評価してあげるべき結果です。


ただし、その点数だけで中学校の勉強も大丈夫だと判断するのは早いかもしれません。


中学校で必要になるのは、


「習ったことを覚えている力」だけでなく、「覚えたことを使って、自分で解く力」です。


中学校に入ってから慌てるのではなく、小学6年生の今から、学習内容の理解度と勉強方法を見直しておきましょう。


次回は、


【第2回】算数が得意だった子が、中学数学でつまずく3つの理由


をお届けします。


小学校の算数と中学校の数学が、どのようにつながっているのか。


特に注意しておきたい単元を、具体例を交えながら解説します。


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