2025年度 福井大附属義務教育学校(附属中)入試分析|LEAFの視点から
- leaf-fukui
- 11月26日
- 読了時間: 3分
更新日:1 日前
こんにちは。個別ゼミLEAFの飯田です。
2025年11月8日(土)に実施された福井大附属義務教育学校後期課程(附属中)入学試験について、 受験生からの聞き取りとLEAFの分析をもとに、今年の特徴をまとめました。
今年の入試は、 「丁寧に読めば解ける」「しっかり準備していれば対応できる」 という声が多く、“実力重視”の内容だった印象です。
LEAF生からも
「国語は塾でやった対策とほぼ同じ形式だった!」
「算数は円周率の問題が多く、準備していたので落ち着いて解けた」 といった前向きな感想が多く届きました。
学力検査
■ 国語:文章量は多いが「型」が分かれば対応できる
今年の国語は、説明的文章が出題され、 文章量は塾テキストの約1.5倍の分量。
とはいえ、LEAFで日頃から取り組んでいる 「設問から読む」「要点をまとめる」「理由を説明する」 という読解の型を知っていれば十分対応できる内容でした。
主な出題:
接続詞の補充
内容把握、要約問題
抜き出し問題
記述問題は理由説明が多め
作文は150字程度のグラフ作文(県立入試と近い形式)
LEAFでは 要点把握 → 根拠の探し方 → 記述の書き方 という“読解の手順”を徹底しているため、落ち着いて取り組めた生徒が多かった印象です。
■ 算数:円周率・図形・縮尺が中心
今年の算数で特に話題となったのが、 大阪・関西万博の「大屋根リング」を扱った問題です。ニュースでも話題になった巨大リングを題材に、
2つの円周の差
直径・外周の計算
縮尺図の読み取り
といった“円×縮尺”の応用問題が出題されました。
円周率を使った計算が多く、やや時間がかかる内容でしたが、 LEAFでは夏以降に 「円の性質や縮尺問題」 を集中的に扱っているため、 「見た瞬間に『できる』」と思えたようです。
その他の出題:
大きな数の計算、分数のかけ算・わり算
積・商の大小比較
図形の規則性(説明問題含む)
思考の流れを書く記述形式
“公式を機械的に覚える”のではなく、 考え方を整理できる生徒が有利になる出題でした。
2. 小集団活動
小集団活動は、5〜6名で構成されたグループで実施。 男子2名+女子3名など、バランスの良いメンバー構成が多かったようです。
今年の課題
「卒業式で歌う歌詞を、8小節(5・7・5・7・…)で作る」
制限時間10分の創作型課題で、
話し合いの進め方
他メンバーの意見の取り入れ
役割分担
制限時間内に形にする力
が総合的に評価されました。
高評価のポイント:
全員の意見を聞き、まとめようとする姿勢
ホワイトボードをうまく使い、進行の段取りを決める
自分の意見に固執せず、協働的にアイデアを出す
ただ発言量の多さではなく、 「協働して課題を形にする力」が重視される試験でした。
3. まとめ
2025年度の附属中入試は、
国語:文章量が多いが“読解の型”で対応できる
算数:円・図形中心、時事問題を織り交ぜた応用力重視
小集団:協働・調整・創造力を問う本質的な課題
という構成で、しっかり準備してきた生徒が能力を発揮しやすい内容でした。
LEAFの附属中対策コースは“本番で差がつく力”を育てます
LEAFでは、附属中入試を徹底的に分析し、 「この入試で本当に必要な力」に絞った指導を行っています。
🔵 国語
設問の読み取り・根拠の探し方
記述の書き方(型)
グラフ作文の練習
🔵 算数
円・図形・縮尺の強化
思考のプロセスを整理する練習
説明問題に強くなる“言葉で考える算数”
🔵 小集団活動
発言練習
まとめ役・聞き役の練習
実際の試験形式に近い話し合い練習
特にLEAFでは、 “解けるようにする勉強”だけでなく “本番で解けるようにする練習”を大切にしています。その結果、 「見たことのない問題でも落ち着いて取り組めた」 と話す生徒が毎年多くいます。
来年度の附属中受検をお考えの方は、 ぜひ一度ご相談ください。 入試傾向に沿った最短ルートの学習をご提案いたします。




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