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小学生・新学習指導要領全面実施④

最終更新: 3月13日

小学校・新学習指導要領全面実施(2020年4月より)④


前回に引き続きこのテーマでお話を進めていきます。

今回は「国語」についてです。


●「情報の扱い方」が新設される

新学習指導要領の「知識及び技能」には、「情報の扱い方」が新設されました。これは,グラフや表などの読み取りだけでなく、文章(説明文など)を読み、必要な情報を取り出してその関係を整理したり,読み取った内容の伝達をスムーズにするため、表現を工夫したりする力が求められます。


内容を見てみますと、小1・2では「共通」「相違」「順序」などの情報の捉え方を学び、小3・4では、「考えとそれを支える理由や事例」、「全体と中心」など、情報と情報との関係について理解し、それの「比較」や「分類」の仕方、「引用」や「出典」仕方、「辞書」や「事典」使い方を学びます。さらに、小5・6では情報と情報の因果関係について理解し、それを図表なども使い文章で表現する方法を学ぶことが想定されます。


 2017、2018年度に行われた大学入学共通テストの試行調査では、文脈の内容を「事実」と「意見」に区別する出題がありました。大学入試でも新学習指導要領が掲げる

内容を基本とした問題が出題される予定です。


●語彙の学習内容が明示される

文部科学書の諮問機関である中央教育審議会での「小学校低学年の学力差の大きな背景に語彙の量と質の違いがある」という指摘から、新学習指導要領では語彙を豊かにすることが目標とされました。


語彙の強化ついては、語彙力(知っている語句を増やす)と、文法力(言葉の理解を基本とし、語句のまとまりや構成・変化までをとらえる)の二つの要素があります。例えば,1・2 年では 「身近なことを表す語句」,3・4 年では「様子や行動,気持ちや性格を表す語句」,5・6 年では「思考に関わる語句」が語彙を増やす種類として取り上げられ、これらの語彙は,単に言葉の意味を知るだけでなく,話や文章の中で使いこなせるようになることが求められるということです。 


高校入試や大学入試では教科を問わず長文傾向にあるのが近年の傾向です。長文読解のベースとなる、語彙を含めた国語力や読解力は、小学校の国語学習が基本です。よって、小学生から将来のことを意識し、学習に取り組むことが重要となります。


●都道府県名に用いる漢字は小4までに学習する

各学年で学習する漢字にも変更点があります。(下記参照)

《中学から小4に移った漢字(20字)》

茨・媛・岡・潟・岐・熊・香・佐・埼・崎・滋・鹿・縄・井・沖・栃・奈・梨・阪・阜

《小5から小4に移った漢字(4字)》

賀・群・徳・富

《小6から小4に移った漢字(1字)》

《小4から小5に移った漢字(21字)》

囲・紀・喜・救・型・航・告・殺・士・史・象・賞・貯・停・堂・得・毒・費・ 粉・脈・歴

《小4から小6に移った漢字(2字)》

胃・腸

小4で都道府県名を漢字で書くために、中学からの漢字が増え、それを軽減するために小4で学習していた漢字を小5・小6の学習へ移行します。


●小学生の漢字の学習について大切なお話

公立高校入試に出題される漢字の書き取り問題は、小学校で学習する漢字から出題されることはご存じでしょうか?そして、子供たちが日常であまり使わないような漢字を書かせる問題では、正答率は低い傾向にあります。下記は正答率低かった公立高校入試に出題された書き取りの問題です。


(神奈川県にて出題)⇒式典でシュクジを述べる。<正答率34.9%>

(青森県にて出題)⇒ケイトウだてて話す。<正答率34.5%>

(滋賀県にて出題)⇒研究のシュウタイセイ <正答率31.4%>


このように、小学校で学ぶ漢字は高校入試を意識して、習得する必要があり、書き取りの反復をするだけではなく、漢字の成り立ちの学習や短文作成、知らない言葉は辞書で調べることなど、コツコツと積み重ねて学習することが重要になってきます。



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