こんにちは、大澤です。
少し前の話になりますが、地元の友人から、
「〇中学のY先生、退職したみたいだぞ!」と電話がありました。
HPで確認すると、退職者一覧の中にY先生の名前がありました。
長年にわたる教員生活、本当にお疲れさまでした。
Y先生には中学3年間で1年間だけしか数学の授業を教わっていませんが、
3年間で数々のやり取りがありました。
その中で最も印象に残っているのは、
毎日の楽しいお勉強という名の数学プリントです。
プリントをノートに貼って、途中式をプリントの下に書いて提出するといった課題が毎日出ました。
問題数は、毎日6問前後で特に大変ではありませんが、
ノートに途中式を丁寧に書かないと提出点がもらえず、内申点に影響が出るので、
丁寧に途中式を書くことが大変でした。
自分は数学が嫌いではなかったので課題は大変ではありませんでしたが、
Y先生が担当になった2年生の時に、
今まで10段階で10だった提出点が7まで下がりました。
理由を聞きたく職員室まで行ってY先生に質問をしましたが、
「計算が雑!」の一言で片づけられてしまいました。
達筆ではないので、字が雑と言われるなら仕方ないと思いますが、
「計算が雑!」の一言は衝撃でした。
納得する事ができなかったので、
提出点10をもらったという友達のノートを見せてもらいました。
その子のノートを見て、
Y先生の言っていた雑の意味がわかりました。
途中式を書いてはいるが、
=の位置が上下でズレていたりしていて、ノートがわかりにくいという事がわかりました。
間違った問題を確認すると、やはり途中での計算ミスが目立っていました。
それからは、途中式を今まで以上に丁寧に書く事を常に意識して課題を行い、
その結果テストなどでの計算ミスはかなり減りました。
今、計算をする際に途中計算を丁寧に書きなさいと必ず言うようにしています。
(自分と同じように計算を雑に書いている生徒が多くいます。)
あの時のY先生の「計算が雑!」って言葉には感謝しています。
ありがとうございました。
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